2020年2月15日土曜日

     東京革新懇第28回総会アピール(2020年1月25日)

市民と野党の共闘拡げ、改憲と安倍政権を打ち砕き、野党連合政権への道を切りひらこう

安倍政権は、対米追随、改憲と軍事大国化、「企業が世界で最も活躍する国」を政治の柱としてきました。大企業は高収益を続け内部留保は456兆円に達する一方で、経済は長期にわたり停滞し、国民の消費購買力と実質賃金は落ち込んだままで、格差と貧困を急激に拡大させてきました。さらに、消費税10%への増税がくらしと経済を一気に悪化させています。社会保障も連続的に改悪され、国民の将来不安を高めています。農林水産業、地域経済の疲弊も広がっています。辺野古などの基地建設では住民の激しい抵抗を引き起こしています。地球温暖化対策や脱原発でも背を向け、外交も総破綻状況です。公文書や統計データの隠蔽・廃棄・ねつ造が横行し、「桜を見る会」に象徴される権力の私物化が大問題になり、成長戦略の柱に据えたカジノをめぐる疑惑など、その政治が大きな矛盾と破綻に直面し、政権末期的状況を呈してきています。
一方、戦争法反対で大きく広がった共同したたたかいは、安倍改憲反対で4年余にわたり連綿と続けられ、立憲野党の結束とあいまち、改憲の策動を押し込んできました。市民と野党の共闘が発展し、選挙における野党の相互支援体制も強まり、国会における野党共闘も格段に発展してきています。
今年は総選挙が予想されます。安倍政権の継続を許し憲法とくらし破壊の日本へと暗転させていくのか、日本の歴史上はじめての市民と野党の共闘による新しい政治を実現していくのか、まさに歴史的岐路でたたかわれる選挙です。地域から市民と野党の共闘を全力で広げ、安倍改憲を打ち砕くとともに、総選挙において、野党連合政権の道を切りひらいて行きましょう。
75日投票で都知事選挙がたたかわれます。市民と野党の共同候補の勝利で、都民本位の都政への大転換と日本の政治の変革につなげるため、力を尽くしましょう。

未来をかけた大奮闘をこころから呼びかけるものです。


【総選挙に向けた市民と野党共闘・具体的な取りくみ】
                        (2020年2月13日現在)

選挙区ごとに、政策協定づくり、統一候補擁立に向けた話し合いが精力的に続けられています。
それぞれの選挙区の人たちに、どんどん広げていきましょう。

こちらをクリック、拡大してご覧ください→総選挙・市民と野党共闘一覧

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